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| (1) 要員計画の立て方 |
要員計画とは, 企業の事業計画に必要とされる従業員の構成人員を算定することです。 要員の中心となるのは, いわゆる
「正社員」 ですが, パートタイマーやアルバイト, 派遣社員, 契約社員などの利用も含めて考えなければなりません。 要員計画を立てる場合に, 要員数の決定に影響を与えるものとして,
次のようなものがあります。 |
 | 生産・販売量 |
| | 生産・販売量が増えれば人を増やす必要が生じ,減少すれば人を減らすことができます。 |
 | 労働生産性 |
| | 生産・販売量を同じとした場合,生産性が上がれば相対的に人は少なくてすみますが,下がれば相対的に人手がかかります。 |
 | 製品のラインアップ |
| | 製品のラインアップが人手のかかる製品や少量多品種である場合,要員は増えることになります。 |
 | 内製化率 |
| | 社内ですべてを賄おうとすれば人手がかかりますが,外部業者を使えば自社の要員は少なくてすみます。 |
| 要員数を決定するには, 自社人材のたな卸を行った上で, 将来の事業計画をもとに, 総採用人員と職種別採用人員を算出し,
両者を突き合わせて調整しなければなりません。 |
| 総採用人員は,経営的に負担できる人件費総額を考慮して算定するという「マクロ的な方法」によって決めた数字です。 |
| 一方,職種別採用人員は,各職種部門別の業務計画から必要人員を割り出していくという「ミクロ的な方法」によって算定します。通常は,一般事務,営業,技術といった職能と学歴別,性別の数字を出します。要するに,各部門からの積上げによる数字です。 |
| 両者を突き合わせると,ミクロの積上げによる数字の方が大きくなるのが普通です。したがって,省力化,外注化,業務効率化の可能性を織り込んでギャップを埋めるよう各部門に要請する必要があります。また,能力開発計画や労働条件改善計画なども同時に組み込んで,労働力の質の向上にも目を向けさせることが必要です。 |